住宅業界の話の記事一覧

建築士の悲鳴が聞こえそう

民主党が検討している「建築基準法の改正」
確認申請制度の見直しによって効率的な運用を図る一方、建築士の専門家責任をより重くする方向に進みそうです。

建築士は専門家なのだから当然じゃないの・・・・・という声が聞こえそうですが、建築業界での設計部門の立場の低さや、設計者が受け取る報酬などを考えると、本当に大きな責任を負うことが出来るのだろうか?
という疑問が実はあります。

2年前に基準法が改正され、建築確認申請の厳格化がスタートしたときには、業界ではいろんな声が上がりましたが、いちばん大きな声は「準備が未整備のままスタートしたことによっておきた行政の混乱と、それによって生まれた業務の停滞や損害の大きさ」でした。

  • 当初の着工予定が大幅にずれ込む
  • 着工・引渡しの目処が立たない
  • 工事予定の狂いが経営に響き、倒産する企業が続出
  • 事業用施設は建築主の事業計画に大幅な狂いが生まれた

などのことがあったのですが、建築確認申請の厳格化の当事者となったのが、確認申請業務を行う建築士事務所であったわけです。

設計業務に対しては設計料という名目の報酬が支払われるのですが、設計を依頼する側との立場や力関係によって、決して多くは無い設計料で仕事をしているのが現実です。

この少ない設計報酬が、重い責任に見合うのか?
という疑問の声がまたまた聞こえてきそうな気がしています。

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2009年11月20日
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カテゴリ: 住宅業界の話

初の型式適合義務違反

パナホームが型式認定を受けている内容とは異なった部材を使用して、型式適合義務違反となった住宅が過去に28棟あったと発表しました。
具体的には、準耐火構造に適合する瓦ぶきの屋根とするところを、太陽電池パネルを設置し、型式認定に適合しない状態となっていたということです。

性能試験では準耐火構造の性能は満たしているので、性能そのものには問題は無いのですが、型式認定という制度によって建築確認の簡略化を認められている住宅が、実は適合していなかったとなりますので、大きな問題となってしまいました。

大きな問題とは、今後2年間は新たな型式認定をとることが出来ないということです。

大手ハウスメーカーにとっては、建築確認や中間検査の簡略化を図ることの出来る型式認定は必須のものです。

長期優良住宅や、自然エネルギー利用住宅など、今後の住宅における技術開発テーマがたくさんあり、その中から生まれてくる新しい住宅

の型式認定をとれないことは、競争力に影響を与えることとなります。

何故このような事になってしまったのか、想像ですが・・・現場サイドでの仕様変更だったのでしょう。
『太陽光パネルを設置したい』という施主の要望か、あるいは設計時点での提案によって屋根材を変更してしまった。
まさかそれが、型式適合義務違反になるとは、担当者は思ってもいなかったことだと思います。

同様のことは他のハウスメーカーでも起こりうることなので、国土交通省はマニュアル・社内文書の点検を求め、サンプル調査も行なうこととなりました。

業界全体と大きな問題とならなければいいのですが・・・・・

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2009年09月26日
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住宅用サッシがやっと統一される

住宅用サッシの規格が統一されることになりました。
業界団体の日本サッシ協会が来年春をめどに統一規格案をまとめるそうです。

トステムやYKKAPなど住設機器メーカーが住宅用サッシの製品規格を統一する。メーカーごとに異なっているサッシのサイズを共通化し、来春をめどに業界全体で約1600種類ある寸法を3割強減らす方針。住宅着工戸数の減少が続くなか、商品点数を絞り在庫を圧縮したい考え。規格が統一されれば住宅の設計や施工の合理化にもつながりそうだ。消費者にとっては改築時に別のメーカーの製品と取り換えやすくなる。
規格統一は三協立山アルミ、新日軽、不二サッシを加えた主要5社が大筋で合意し、業界団体の日本サッシ協会(東京・港)で具体化の議論を始めた。年内に統一規格案をまとめたい考え。
引用⇒ 住宅サッシ規格統一 5社来春メド、改築で交換手軽に~日経ネット

1600種類もあったんですねサイズが・・・・・!

サイズの多さには少々驚きでしたが、なぜ今までこういうことを考えなかったのでしょうか?
そっちの方が驚きです。

今は、窓の納まりを考えるようなことはありませんが、確か・・・昔、窓周りの納まりを考える時に、メーカーによって微妙に納め方が変わったような記憶があります。

その為、詳細はメーカーが決まってから考えよう・・・なんて先延ばしにしていたような気がします。

寸法・サイズ・断面形状など統一されると、設計する側にとってはとっても楽になります。

ついでになんですが、住宅用の玄関ドアのサイズや納まりも統一されると、玄関ドアの交換なんて簡単に出来ていいと思うのですが、考えてもらえないでしょうか・・・?

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2009年08月24日
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