建築士の悲鳴が聞こえそう
民主党が検討している「建築基準法の改正」
確認申請制度の見直しによって効率的な運用を図る一方、建築士の専門家責任をより重くする方向に進みそうです。
建築士は専門家なのだから当然じゃないの・・・・・という声が聞こえそうですが、建築業界での設計部門の立場の低さや、設計者が受け取る報酬などを考えると、本当に大きな責任を負うことが出来るのだろうか?
という疑問が実はあります。
2年前に基準法が改正され、建築確認申請の厳格化がスタートしたときには、業界ではいろんな声が上がりましたが、いちばん大きな声は「準備が未整備のままスタートしたことによっておきた行政の混乱と、それによって生まれた業務の停滞や損害の大きさ」でした。
- 当初の着工予定が大幅にずれ込む
- 着工・引渡しの目処が立たない
- 工事予定の狂いが経営に響き、倒産する企業が続出
- 事業用施設は建築主の事業計画に大幅な狂いが生まれた
などのことがあったのですが、建築確認申請の厳格化の当事者となったのが、確認申請業務を行う建築士事務所であったわけです。
設計業務に対しては設計料という名目の報酬が支払われるのですが、設計を依頼する側との立場や力関係によって、決して多くは無い設計料で仕事をしているのが現実です。
この少ない設計報酬が、重い責任に見合うのか?
という疑問の声がまたまた聞こえてきそうな気がしています。
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2009年11月20日
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カテゴリ: 住宅業界の話
住宅の悩み解決は東洋医学
妙な記事タイトルですが、こんなことを考えてみました。
『咳がでる熱がある・・・・・風邪ですね、風邪薬を出しておきましょう。』
誰でも経験のある病院でのやりとりです。
ところが漢方医に相談をすると
『気虚体質ですね、胃腸が弱っています』
とこうなります。
西洋医学では、出ている症状を緩和する処方をとりますが、東洋医学は原因を探り、原因の除去を図ります。
つまり対処療法と原因療法の違いというのでしょうか?
具体例を出すと・・・窓の周りから雨漏れがしますその時に
こんな違いです。
どちらが正解かは、現状を正確に把握しないとなんとも言えませんが、後者の方がより原因を発見できる可能性が非常に高いのです。
人体の構造と仕組みをよく理解し、不具合があったときには原因から探っていくように、住宅の場合も同様に考えなきゃいけないな~と、最近、感じている管理人です。
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2009年11月11日
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カテゴリ: DIYメンテナンス
自然素材の使い方
磯崎新というと、建築界では大変有名な建築家です。
静岡駅前に建つ県の複合施設「グランシップ」は、磯崎さんの設計で1998年に完成しました。
その「グランシップ」で、外装材に使われた天然のスレート板の落下事故がここ5年間続いているそうです。
原因はわかっておらず、施工不良などもみつかっていないということです。
推測では、素材である粘板岩に含まれる何らかの鉱物が温度変化によって膨張収縮を繰り返していることではないかと見られているようですが、これは材料選定に問題があったというわけではなく、自然素材というものには必ずこのようなことがあるということです。
住宅にも最近は自然素材が多く使われるようになりましたが、素材の乾燥収縮や熱による膨張などにより、ひび割れや床鳴りといった現象がよく表れます。
それらが時々クレームとして施工会社に寄せられますが、対応に困ってしまうのが現実です。
自然素材を使う場合には、こんなことを頭の隅に入れておいていただけるとあり難いことです。
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2009年11月01日
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カテゴリ: 住宅の工法
