建築士の悲鳴が聞こえそう
民主党が検討している「建築基準法の改正」
確認申請制度の見直しによって効率的な運用を図る一方、建築士の専門家責任をより重くする方向に進みそうです。
建築士は専門家なのだから当然じゃないの・・・・・という声が聞こえそうですが、建築業界での設計部門の立場の低さや、設計者が受け取る報酬などを考えると、本当に大きな責任を負うことが出来るのだろうか?
という疑問が実はあります。
2年前に基準法が改正され、建築確認申請の厳格化がスタートしたときには、業界ではいろんな声が上がりましたが、いちばん大きな声は「準備が未整備のままスタートしたことによっておきた行政の混乱と、それによって生まれた業務の停滞や損害の大きさ」でした。
- 当初の着工予定が大幅にずれ込む
- 着工・引渡しの目処が立たない
- 工事予定の狂いが経営に響き、倒産する企業が続出
- 事業用施設は建築主の事業計画に大幅な狂いが生まれた
などのことがあったのですが、建築確認申請の厳格化の当事者となったのが、確認申請業務を行う建築士事務所であったわけです。
設計業務に対しては設計料という名目の報酬が支払われるのですが、設計を依頼する側との立場や力関係によって、決して多くは無い設計料で仕事をしているのが現実です。
この少ない設計報酬が、重い責任に見合うのか?
という疑問の声がまたまた聞こえてきそうな気がしています。
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2009年11月20日 | トラックバックURL |
カテゴリ: 住宅業界の話
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