支払い方法を比較する

住宅会社を選定する場合に、絞り込む条件として倒産する可能性を考慮する必要性があります。
住宅が出来上がってから倒産し、アフターや保証の面で心配だということもありますが、最も困るのが、工事途中の倒産です。

工事途中の倒産は現実に起きていますし、たくさんの被害者が生まれています。
しかし、法的な救済制度はなく、工事を続行するためには、追加の工事費負担が必要となり、資金計画が成り立たない場合には、住宅取得そのものをあきらめなければならないこともあります。

しかし契約時点で、相手の会社が倒産するかどうかなんて分かりません。
そこで、もし倒産した場合のことを考え、最もリスクの少ない会社を選んでみてはどうでしょう。

例えば3社の住宅会社を検討する場合、打ち合わせの当初から支払い条件を聞いておきます。
契約時・着工時・中間時(上棟時)・引渡し時、などのように支払い時期を決めているものです。

一般的には、契約~着工時までに30%、中間時30%、引渡し時に残金といったように決めている会社が多いと思いますが、今年(’09年)あった事例では、着工までに70%を支払うように契約書に明記されていたハウスメーカーが倒産しました。

着工時というのは、まだ何も現場が進んでいない状態です。
この時点で70%もの支払いをすることは、常識では考えられないことですが、実際にあった話ですので気をつけなければなりません。

契約した人たちは『大幅値引き』とか『特典つき』といった言葉で、多額の前払いを強要されたようです。
打ち合わせがどんどん進み、いよいよ契約となった時に、まてよ! この支払い方法はおかしいぞ! と感じた人もいたと思うのですが、営業マンのペースにはまってしまって、そのまま契約してしまった。

人間の心理というのは、時にこんなことをしてしまうものです。
断れない状況 が生まれてしまうと、そのまま契約までいってしまいます。

そうならない為には・・・・・そんな会社は最初から外しておけばよいのです。

打合せを開始する前に、支払い条件を確認する・・・大事なことだと思います。