中古住宅の手付金はいくら?

中古住宅の売買契約時に支払う手付金はいくらがいいのか?
チョッと考えてしまうことがあります。

そんな時の手付金の決め方をお話します。

  • 端数分を支払う
  • 1割以内にする
  • 3%以上にする

私はこんな基準で考えています。

まず、端数分を支払うについては、誰でも考えることです。
たとえば、1,580万円の物件であれば80万円を手付金で支払い、1,500万円を残金とします。切のいい数字にしてしまう方法ですね。

1割以内にするは、売主が不動産会社の場合には、手付金保全措置の義務付けがされない限度額です。売主が個人の場合には、手付金保全の義務は無いのですが、1割はひとつの目安になります。

そして最後に、3%以上にするです。
これには理由があるのですが、売買契約は契約解除の条項があります。

買主さんが都合によって契約解除をすることもあれば、売主さんが契約解除をすることもあります。
どちらの場合も、契約解除の権利を妨げないように、契約内容に定めがあります。

一定期間の間であれば、支払った手付金を放棄することによって、買主さんは契約解除できます。反対に売主さんは受け取った手付金+同額の金額・・・つまり手付金の倍の額を買主さんに支払うことによって契約解除が出来ます。

やっと見つけた物件があったとします。
どうしても、何がなんでも購入したい物件です。

売買契約を締結しましたが、3日後に『気が変わったので・・・・』と、売主さんから契約解除の申出がありました。
どうしましょう? 2年近くかかってやっと出会えた物件です。
それが『気が変わったから』と、契約解除されてはかないません。

そこで、売主さんが気軽に契約解除できそうもない金額・・・を手付金として支払うと、安易に解除はされないだろう・・・こんな考え方です。

たとえば、1,000万円の物件があったとします。
手付金は10万円でもいいのですが、売主さんの気が変わって契約解除をしようとすると、受取った10万円に更に10万円を足した20万円を支払うだけで、契約は解除できます。

ところが手付金が50万円だったら・・・・・売主さんは躊躇します。
気が変わっても躊躇する金額、この最低が3%かなと思っています。

売買金額の10~3%で、尚かつ、端数分になる金額・・・このようにすると、あまり悩まずに手付金の金額を決めることが出来ます。