築30年の古家を耐震補強

耐震補強という言葉はかなり一般的になり、住宅や学校、事業所などでも検討されている時代のキーワードです。
昔は30年で建替えをするのが常識となっていた住宅ですが、100年・200年住宅などの言葉も出てきて、古いものを活かす そんな考え方が定着してきました。

以前あった質問ですが
築30年の耐震補強~一戸建てってどうよ? 08.05.11

今日は耐震補強についてお話します。

回答にも書きましたが、住宅部分の骨組みを耐震補強することは、どんなに古い住宅でも可能ですが、基礎の補強がたいへん難しいことです。

耐震補強は、昭和56年に改正された建築基準法の新耐震基準に適合させることが目的なのですが、クローズアップされるようになったのは、阪神淡路大震災後です。

阪神淡路では、多くの木造家屋が倒壊しましたが、ツーバイフォー工法の住宅には被害が無かったことから、『ツーバイフォーは地震に強い』といった宣伝文句まで生まれました。

しかし、倒壊した住宅のほとんどは、無筋コンクリートの基礎であったり、基礎がなく束石による構造だったということもあったのです。
それだけ、基礎の安全性は大変重要であり、骨組みを耐震補強したからといって、安心はできないのです。

基礎の補強工事は、住宅を土台部分から持ち上げて、既存の基礎を解体し、新たに基礎を作った上に、持ち上げた住宅を元に戻す方法や、1階の床をすべて解体し既存の基礎に密着するように、新たな基礎を作る方法が考えられます。

どちらも数百万円の工事費用となりますので、建替えかリフォームするかの目安にして下さい。

基礎の下に問題があった・・・・・こんなこともあります。
つまり、地盤の弱いところに杭を打たずに建ててしまい、基礎が沈下してしまった。

こんな場合も直す方法はあります。
すごく費用がかかりますが、参考までにもぐら工法をご紹介します。