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フロアコーティングなど床のメンテナンスで感じること - MyhomeData

フロアコーティングなど床のメンテナンスで感じること

フロアー

フロアコーティングを行う施工業者がすごく増えているようです。
フロアをコーティングするという考え方は、新しいものでは無く50年も前からあるものです。ワックス掛けもコーティングの一種と言っていいでしょう。

ところが最近増えているのはワックスと異なり、耐久性がありワックスのように頻繁に剥離・塗布というメンテナンスを必要としない、塗膜の厚い種類のもので材質は数種類あります。まだ新しいジャンルのものなので、経年変化に係わるデータが無く、費用もけっこうかかるので躊躇する気持ちにもなりますが、フロアコーティングをしてみようかという視点から考えてみました。

フロアのメンテナンス方法は何がいい

結論から言うとフローリングの材質によって、フロアコーティングがいい場合もあれば、意味のないこともあるということでした。
フロアは住宅の中で最も酷な使われ方をされる部位です。

  • 家具や人間の重量を直接受け表面に圧力を受ける
  • 金属やプラスチックや土汚れなどによる擦り傷がたくさん
  • 水に濡れたり油がこぼれたりして膨らんだり染みができたり
  • 重たい物をうっかり落として床が凹む

メンテナンスも頻繁にしなければいけませんし、すぐに劣化しやすく張替えするとしても費用が手間が、壁や天井とは比べものになりません。
フロアコーティングに関心を持つ人が増えるのも肯けます。

ではまずフロアコーティングはこれまでのワックスとどんな違いがあるのかを見ていきます。

フロアコーティングの特徴

フロアコーテイングというと、何か特殊な材料を特殊な技術で床材の表面に膜を作ることというイメージですが、基本は“塗装”です。

一般的に住宅で使われている木質フロアは、本物の木からスライスした薄い板を合板に貼った物です。その表面に明るめの色や濃い色を着色し、表面保護のために薄く塗装した建材です。

コーティングは更にその上に、保護膜ができるように塗装するものです。
塗装する材料によって数種類あります。

  • 液体ガラス
  • 紫外線硬化樹脂
  • シリコン樹脂
  • ウレタン樹脂
  • アクリル樹脂

新しいものから順に上げましたが、これらの素材を使ったコーティング手法が、いろんな名前で宣伝されています。

素材の違いによって硬化した後の表面の固さとか、耐久性が違ってきます。
新しく開発され商品化されたものほど、耐久性が高いと言われています。

ワックスとの大きな違いは塗膜が厚くなることです(30~40μ)。
*ガラスコーティングは薄く仕上げます

ワックスは非常に薄い膜なので、耐久性も6ヶ月程度であり価格の高いハイグレードなものでもせいぜい1年ぐらいしか効果が望めません。
その為、ワックスは半年~1年で剥離・塗り直しをしなければなりません。

その点、フロアコーティングの塗膜はワックスよりも塗膜が厚く、密着性も高いので耐久性が高くなるのです。

更にもうひとつ大きな特徴があります。

木質フロアには必ず継ぎ目があり、継ぎ目には“実加工”がされています。
フロア材の縦方向、高級なものだと横方法にも“実加工”があります。要するに溝のようになる加工です。
フロアコーティングをすると、この溝をコーティング材が埋めてくれます。
実部分は水分に弱く、水が浸み込むとフロア材が膨張したりします。
コーティングによって弱点が無くなるため、拭き掃除が簡単になったり、剥がれにくくなったりするわけです。

フロアコーティングは避けたい無垢材フロア

フロアコーティングの特徴は上に書いたように、フロアの溝を無くすことです。
その為に、メンテナンスが簡単になり、耐久性の高い保護膜を作ることが出来るのですが、その反面、木質フロアが持っている質感とか、空気中の湿気を吸ったり吐いたりする調質作用が失われ、特に無垢材のフロアの場合にはその影響が強くなります。

水を含くむと膨張しやすいMDFを使ったフロアなどは、水気は絶対に禁物ですので、水をこぼす危険性の高い室内や、湿気が多くなりがちな室内では、フロアコーティングはフロアを長持ちさせる効果が期待できますが、無垢材や無垢材の良さを活かした素材では、むしろその良さを失わせることにもなります。

無垢材フロアは表面を保護するよりも、蜜蝋やオイルを塗ることによって、自然なツヤが長い年数をかけて生まれるものです。
メンテナンスの容易さも大事ですが、木といっしょに生活する楽しさも味わいたいものです。

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